大自然散策

デジタルデトックス森林浴#2 圧巻の紅葉の名所【長瀞渓谷】

デジタル化や都市化が進み、自然と関わる機会が減っている私達。

私は現代人の、そして自分自身の自然の欠乏に危機感を感じて、
自然と触れ合う習慣を実践・発信することにしました。

その一環として始めたのが、
本企画「デジタルデトックス森林浴」(略して「デジデト森林浴」)です。

第2回となる今回は、埼玉県秩父郡長瀞町に位置する長瀞(ながとろ)を紹介します。

都心から電車で2時間ほどのアクセスで行ける距離で、日帰りでも十分に楽しめます。
私も今回、日帰りで主に3ヶ所を巡ってきました。

先に場所のイメージをしていただくため、写真をいくつかご覧ください。

これらの写真は記事中の「行った場所を3エリアに分けて紹介」の項で扱っています。
気になった写真があれば、場所を確認してみてください。

撮影当日は雨続きの1日でしたが、
雨ならではの美しい景色もたくさん見ることができました。

この記事で長瀞やデジタルデトックス森林浴に興味を持たれましたら、
ぜひ実践されてみてください。

デジタルデトックス森林浴とは

デジタルデトックス森林浴とは、その名の通りデジタルデトックス森林浴を同時に行うことを意味する造語です。

念のためにそれぞれの語句の定義を載せておきます。ご参考までに。

・デジタルデトックス

IT依存症を防ぐため、デジタル機器から一定期間離れる取り組み。

コトバンク(https://kotobank.jp/

・森林浴

健康法として、森林の中に入り、すがすがしい空気にひたること。

コトバンク(https://kotobank.jp/

IT企業に勤め始めてブログも始めた私は、
デジタルの過多と自然の欠乏を同時に感じるようになりました。

そんな中、以下の2つの本がこの企画を始めるきっかけになりました。

1. スマホ脳
デジタル化の代償について述べた本。
スマホによって奪われた集中力を取り戻さないといけないなと感じました。

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2. NATURE FIX 自然が最高の脳をつくる
自然が人体にもたらす好影響の科学的データがぎっしり詰まった本。
「自然がいかに心身の健康に重要で、現代人に不足しているか」を学びました。

「脱デジタル依存を実行しながら、
同じような危機感を感じている方に向けて発信したい。」

そんな思いから、

デジタルの弊害の削減自然の恩恵の享受を同時に行う
デジタルデトックス森林浴をスタートさせました。

長瀞の基本情報

特徴

長瀞は総面積の60%が山林で占められる、自然豊かな町です。
駅に着くとすぐに、前後に聳える山々に目を奪われました。

この豊かな自然を守るため、
町全体が「埼玉県立長瀞玉淀自然公園」に指定されています。

紅葉や桜が有名で、春秋に特に人気のある景勝地です。

そのほかの季節も
夏:渓流を生かしたラフティングやライン下り
冬:ロウバイや梅など
といった、自然たっぷりの景色やアクティビティを楽しむことができる場所です。

公共交通機関でのアクセス

交通アクセスは以下の通りです。

他の乗り換え方法もありますので、
あくまでかかる時間の目安として見ていただければと思います。

乗車時間こそ長いものの乗り換えが少なかったため、
あまり移動が酷だとは感じませんでした。

駐車場

長瀞町内に無料の駐車場はありません。

長瀞駅の周辺等の有料の駐車場をご利用することになります。

ただし、ライン下りを利用する際は専用駐車場が利用できるようなので、
確認の上そちらの利用をご検討ください。

行った場所を3エリアに分けて紹介

今回の旅では、大きく分けて以下の3エリアを巡りました。

石畳は駅から徒歩10分ほどで、
他の観光スポットも徒歩や電車、ロープウェイでの移動ができます。

比較的コンパクトにまとまっており、
車を持たない私も十分にみて回ることができました。

1. 岩畳&鮎めしランチ

秋色に染まる岩畳

駅から徒歩わずか5分でこの大自然が現れます。

珍しい地形から、国の特別天然記念物に指定されている岩畳です。

幅約50m、長さ約600mにわたって広がっており、
平たい形状をしているので歩いて渡ることもできます。

すぐ横には荒川という川が流れており、
岩畳を眺めながらライン下りラフティングを楽しむことができます。

私はあいにくの雨で中止になってしまいました…!
晴れていたら、ライン下りと岩畳の上でランチをしてみたかったです。

ランチは岩畳そばの商店街の中で鮎めし食べてきました。

鮎めし 税込1430円(付け合わせも含む)

新鮮な鮎が一匹入っていて、絶品でした。
付け合わせも充実していて、寒かった当日の身も心も温まる食事でした。

「見晴亭」という名の通り、窓からは岩畳が一望できるナイスなロケーションでした。
長瀞を訪れた際のランチには是非おすすめです。

2. 宝登山

長瀞にある2つの山のうちの1つ。
漢字は「ほどさん」と読みます。

ここは眺めが壮観で、大自然の香りを存分に味わえる場所でした。

標高は497メートル。
今回は登山ではなく、ロープウェイで行きました。

往復料金は大人830円、子供420円です。
平日は30分おき、休日は15分おきに運行しています。

ロープウェイ「もんきー号」からの景色も楽しめる

この場所では、雨の恩恵を感じることができました。

雨天で雲が多くて遠くまで見渡せなかったのですが、
霧が雰囲気を出していて、特別な自然体験をすることができました。

山頂からの景色。霧がかってまるで水墨画のよう。

そして、山頂および麓には宝登山神社があります。

宝登山神社の鳥居。奥には大自然が広がる。

ここは1900年前に日本武尊(やまとたけるのみこと)が神霊を拝したところと伝えられています。

武尊を荒れ狂う火から守ったという伝説から「火止山」と名付けられ、
現在はそれが転じて「宝登山」になったと言われています。

景色や空気が綺麗なのはもちろんのこと、
歴史的にも
大きな畏怖やパワーを感じざるを得ない場所でした。

3. 月の石もみじ公園

日も落ち始めて、旅の最後となったのがこの場所。
紅葉スポットとして特に有名で、「長瀞紅葉まつり2022」が行われていました。

この期間は16時以降の紅葉のライトアップを楽しむことができます。
入場料は200円でした。

こういった紅葉イベントは初めてだったのですが、
思わず見惚れてしまうほどの美しさがそこにはありました。

公園の入り口に着いた途端に「まじか…!」
と思わず息を呑んでしまうくらい圧巻の景色でした。

イルミネーションのように「光」を見せるのではなく、
「光に照らされた物体」を見せる。

紅葉の美しさが一段と引き立てられる、素敵な演出だなと感じました。

2022年のライトアップは終わってしまったので、
気になった方は来年の行き先候補に加えてみてください。

写真では伝わらない感動を、ぜひ味わっていただきたいです。

おわりに

長瀞の情報をまとめると、以下の通りです。

・都内から約2時間の大自然
・観光地がまとまっていて巡りやすい
・自然が作り出した雄大な地形 岩畳
・大自然とパワーを感じる宝登山
・圧巻のライトアップ紅葉が楽しめる月の石もみじ公園

紅葉に山からの景色、水の音や木々の匂い。
五感を使って大満足な自然体験ができた場所でした。

皆様は最近自然に触れたのはいつですか?
室内にこもっていませんでしょうか?

心身の健康のために月に1度は大自然に触れることが望ましいとされています。

この記事をみて、「ここに行ってみたい!」や「自分もデジデト森林浴したい!」と思っていただけましたら幸いです。

たまにはスマホの電源を切って、自然を満喫しましょう!

ABOUT ME
ごう
習慣化歴4年以上。 自身が大切にしている健康習慣を発信しています。 一番苦手なことは「我慢」。 「頑張るよりも楽しむ」をモットーに生きています。

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