デジタル化や都市化が進み、自然と関わる機会が減っている私達。
私は現代人の、そして自分自身の自然の欠乏に危機感を感じて、
2022年10月から自然と触れ合う習慣を実践・発信することにしました。
その一環として始めたのが、
本企画「デジタルデトックス森林浴」(略して「デジデト森林浴」)です。
第7回となる今回は、東京都世田谷区に位置する等々力渓谷を紹介します。
圧倒的な好アクセスながら、十分に自然を感じてリフレッシュすることができました!
私が感じた等々力渓谷の魅力を先にざっと挙げると、以下の通りです。
・「等々力駅」徒歩3分という圧倒的な好アクセス!
・木々に覆われている避暑地
・平坦な一本道なので、迷わず快適に歩ける
・綺麗な水と木々の緑が織りなす景観が美しい
なお、記載されている情報は撮影日時点の情報となります。
最新情報と相違がある記載がある可能性がございますので、ご了承ください。
撮影日:2023年5月27日
はじめにこのデジタルデトックス森林浴という企画を紹介します。
飛ばして読みたい方は、以下のページ内リンクからどうぞ。
デジタルデトックス森林浴とは
概要
デジタルデトックス森林浴とは、その名の通りデジタルデトックスと森林浴を同時に行うことを意味する造語です。
念のためにそれぞれの語句の定義を載せておきます。ご参考までに。
・デジタルデトックス
IT依存症を防ぐため、デジタル機器から一定期間離れる取り組み。
コトバンク(https://kotobank.jp/)
・森林浴
健康法として、森林の中に入り、すがすがしい空気にひたること。
コトバンク(https://kotobank.jp/)
IT企業に勤め始めてブログも始めた私は、
デジタル過多と自然の欠乏を同時に感じるようになりました。
そんな中、以下の2つの本がこの企画を始めるきっかけになりました。
1. スマホ脳
デジタル化の代償について述べた本。
スマホによって奪われた集中力を取り戻さないといけないなと感じました。
2. NATURE FIX 自然が最高の脳をつくる
自然が人体にもたらす好影響の科学的データがぎっしり詰まった本。
「自然がいかに心身の健康に重要で、現代人に不足しているか」を学びました。
「デジタル依存と自然の欠乏の脱却を実行しながら、
同じような危機感を感じている方に向けて発信したい。」
そんな思いから、
デジタルの弊害の削減と自然の恩恵の享受を同時に行う
デジタルデトックス森林浴をスタートさせました。
使用したカメラ
スマホを一切使わないために、本記事に載せている写真はカメラで撮影しています。
使用したのはCanonのiNSPiC RECというデジカメです。
なんとディスプレイがなく、「撮れた写真は帰ってからのお楽しみ」なんです。
これぞデジタルデトックスのお供に最適で、私の中で2022年1番良い買い物でした。
スマホだとどうしても写真を確認するのに意識を取られてしまったり、
ついで使いで他の通知やアプリを触ってしまったり…。
今この瞬間に集中できるこのカメラは本当にオススメです!
メーカー生産が終わってしまっているので、もし気になった方は早めにチェックしてみてください!
等々力渓谷の基本情報
どんな場所?
東京都世田谷区。
渋谷から約20分の「等々力駅」から徒歩3分という圧倒的好アクセスの大自然。
東京都内唯一の渓谷として、東京都指定名勝に登録されている。
緑に覆われた美しい散策路のほか、
不動明王が祀られた等々力不動尊や散策の休憩ができる日本庭園などがある。
「等々力」由来は、敷地内にある「不動の滝」が「轟いた(とどろいた)」ことであると言い伝えられる。
園内マップ
入場料
入場料は無料です。
入場可能時間
いつでも散策可能です。
日本庭園は以下の時間に入場可能です。
夏期間(3月〜10月):9:00〜17:00
冬期間(11月〜2月):9:00〜16:30
公共交通機関でのアクセス
東急大井町線等々力駅から徒歩で約3分です。
または東急バス、都営バス「等々力」徒歩5分。
等々力駅も渋谷から電車で約20分で行くことができます。
都心からといい、駅からの徒歩といい、あまりにもアクセスがよいですね。
駐車場
等々力不動尊の無料駐車場をご利用いただけます。
時間:8時~16時
台数:約30台
その他、周辺に有料駐車場が複数あります。
森林浴スコアと散策にかかった時間
等々力渓谷の森林浴スコア
私の独断で5つの指標で森林浴スコアをつけてみました。
ご参考までに。
散策にかかった時間
1時間強でした。
休憩も挟みながらゆっくり歩きましたが、割とサクッと回りきれちゃいました。
一本道を往復するコースになります。
それでは以下より、感想を交えながら巡った場所を紹介していきます!
巡った場所の紹介
駅〜入り口まで 徒歩3分!
最寄りの等々力駅を降りると、なんの変哲もない街の風景がありました。
「本当にこのすぐそばに大自然があるのか??」って感じ。
そして、上の写真で見えている橋の上からは次のような景色が見られます。
突如これから冒険が始まるんだというような気分になって、とてもワクワクしました。
ここまでアクセスがいいと、手軽に楽しめていいですよね。
普段自然が不足しがちな都会人にとって、まさにオアシスのような場所だと感じます。
真っ先に目に飛び込むのは、橋と水
散策路に続く階段を降りると、真っ赤な橋が目に飛び込んできます。
これは等々力渓谷の1つのシンボルとも言える「ゴルフ橋」と呼ばれています。
昭和の初め頃に広大なゴルフ場があったことに由来しているそうです。
緑の風景に赤のコントラストが映えていて、とても美しいなと思いました。
そしてもう一つ、水が綺麗!
渓谷内で30箇所以上の湧水が発生しており、平成6年より水質の改善も行われているそうです。
東京都により「東京の名湧水57選」にも選定されています。
どこまでも緑が続く散策路
散策路は片道約1km。一本道を行き帰りで往復する形になります。
すごいのは、そのほとんどが上空を緑が覆っていること。
そのおかげで、景観は美しい上に涼しく快適にあるくことができます。
実際、入り口から入った時にもう一つ感じたことは「涼しい!」でした。
入り口に温度計が設置されているのですが、数値で見ても一目瞭然ですね。
そしてどこを歩いていても緑豊かな景色。
散策路全体に緑のフィルターがかかっているようで、とにかく癒しの空間でした。
不動の滝と等々力不動尊
ほぼ最深部には不動の滝と等々力不動尊への道があります。
等々力の名前の由来にもなっている「不動の滝」。
規模は小さいながら、確かにその音はかなり迫力がありました。
すぐ横の階段を登ると、等々力不動尊があります。
大日如来の化身ともいわれる不動明王を祀っている不動尊。
等々力の「お不動様」として親しまれているそうです。
※ここだけ長めの階段があるので注意。
展望台からは、歩いてきた渓谷の眺めを楽しむことができます。
おわりに
今回の等々力渓谷の情報をまとめると、以下の通りです。
・「等々力駅」徒歩3分という圧倒的な好アクセス!
・木々に覆われている避暑地
・平坦な一本道なので、迷わず快適に歩ける
・綺麗な水と木々の緑が織りなす景観が美しい
やっぱり何と言っても魅力は、アクセスの良さですね。
手軽に美しい自然の景色が楽しめて、この頃資格試験の学習で忙しかった私にもありがたかったです(笑)
ふらっと寄れる大自然。
都内近辺にお住まいの皆様も是非訪れてみてはいかがでしょうか。
皆様は最近自然に触れたのはいつですか?
室内や街にこもっていませんでしょうか?
先行研究から、心身の健康のために月に1度は大自然に触れることが望ましいとされています。
この記事をみて、「ここに行ってみたい!」や「自分もデジデト森林浴したい!」と思っていただけましたら幸いです。
ぜひたまにはスマホの電源を切って、自然を満喫しましょう!