習慣化は意志の強い人だけができると思っていないでしょうか。
はっきり言います。習慣化に能力や才能はいりません。
新しい習慣を身につけるためのポイントはたった2つです。
それは「小さく始めること」と「ノルマを設けないこと」です。
この2つを満たす習慣を「小さな習慣」と呼んでいます。
小さな習慣をマスターすれば、筋トレや健康的な食習慣、勉強など様々な習慣を思い通りにコントロールすることができるようになります。
自身の「小さな習慣」について
具体的な内容の前に、自己紹介も兼ねて自身の習慣について紹介します。
私は3年半前に始めた日記から習慣をスタートさせ、現在では様々な習慣を満喫しています。
具体的に、毎日必ず行う習慣として以下のようなものがあります。
- 日記
- トレーニング
- 読書
- YouTubeで学習(金融教育・人間関係など)
- 英語シャドーイング
- IT関連の勉強
- 新聞購読
細かいことを言えばもう少しあるのですが、ざっとこれだけあります。
なぜこんなにも多くの習慣を毎日こなせるのかと言えば、ずばり「小さな習慣」です。
どの習慣も絶対にノルマは設けず、忙しい日は1分程度の超短時間で済ませる習慣もあります。
新たな習慣を作ること、習慣を長く続けることの両方に対して強力な方法が「小さな習慣」です。
ではなぜこの方法では挫折せずに習慣化できるのでしょうか。次項で説明します。
「小さく始める」+「ノルマを設けない」でなぜ続くのか
先に結論を申し上げると、「人の脳は変化を嫌うようにできているから」です。
習慣化に失敗した例として、「最初のうちはやる気があったんだけど、徐々に面倒臭くなってしまった。」というのはよくありますよね。
いわゆる、3日坊主というやつですね。
これはモチベーションに頼った結果、脳が大きな変化に抵抗を示したために習慣を挫折してしまうというものです。
したがって習慣化を実現するためには、「ごくごく小さな変化で脳を誤魔化しながら、徐々に慣らしていく」必要があるのです。
それが「小さな習慣」の「小さく始めること」の効果です。
具体的には、
読書を習慣化したいなら「毎日1行でもいいから読む」。
健康的な食習慣をしたいなら「毎日5分で完成する1品でもいいから体に良い料理を作る」。
資格勉強であれば「毎日1問だけ解いてみる」。
といった具合です。
習慣化を実現するのにモチベーションに頼ってはいけません。
実際にこの方法で習慣をスタートさせても、「続けなければ」と思っているうちはまだ習慣化できていません。「無意識に」できるようになって初めて習慣化が実現したといえるでしょう。
そこで「無意識に」できるようになるまでしっかり続けなければいけないわけですが、そのために「ノルマを設けないこと」をおすすめしています。
1週間、1ヶ月と順調に続いたからといってノルマを設けるとそれが負担となり、モチベーションが下がってしまう可能性があります。
また無意識にできるようになっても、ノルマを設けない習慣は忙しい時にも実行しやすく、他の習慣を追加する時にも負担にならないため、柔軟性があります。
それでも挫折してしまった人へ
小さな習慣を実行しても挫折してしまう人も、もしかしたらいるかもしれません。
そのような人に向けて、私から以下のことを考えてみることをおすすめします。
- 本当に限界まで小さな習慣から始めましたか?
- 本当に習慣化したいことでしたか?(目的・目標があるか)
- できなかった理由を考え、次に生かしましょう。
冒頭にも述べましたが、大前提として習慣化に能力も才能もいりません。
ですので挫折してしまった方も自信をなくす必要は一切ありません。
上記のことをもう一度考えた上で、小さな一歩をもう一度踏み出してみましょう。
まとめ:今日から一歩踏み出そう
この記事では、挫折しない習慣化の始め方として「小さく始めること」と「ノルマを設けないこと」を紹介せさていただきました。
脳は大きな変化を嫌うようにできているため、はじめのうちは脳を誤魔化しながらゆっくりと習慣を馴染ませていきましょう。
習慣化は能力や才能ではなく、テクニック次第で自由自在にコントロールできます。
そして、どれだけ小さな行動でもやるかやらないかでは大きな差があります。
結果を急がず、毎日少しずつ積み重ねることが大きな進歩に繋がることを、ぜひ「小さな習慣」を通じて感じてみてはいかがでしょうか。
以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。
これからも習慣化を中心に、ポジティブな人生論やメンタル安定の秘訣等も発信していきますので、よろしくお願い致します。